【作者後記】 漫画版設定準拠…のつもりで。 断片的な台詞で意味不明ですが、何のことを言っているのかは読者の方の想像におまかせします。まあ、どうとでもとれる台詞を書きたかったというかw ただ最近思ってたのは、話が進むに従って、エンビがだんだん本性発現状態になるのをためらわなくなるなあ、ということでした。10巻あたりだとあんなに勿体ぶってたのにねw(「この嫉妬の姿を見た者は…」とか13巻の「冥土のみやげにいいものみせてやるよ」とか。) なりふり構ってられなくなったということなんでしょーが、この辺のこだわりがなく晒すようになっていくという変化自体は、見ていて何だか気持ちが良かったです。 その過程でエンビ本人も何かがふっきれていったんじゃないかなあ…とかついつい妄想しちゃう自分はやはりヲタ。 ちなみに、「仕方ないだろ!こういう風に生まれたんだよ。自分はもともとこうなんだから!」という台詞は、一方で、現状から動かないための開き直りの言葉になることもあるし、他方では、押しつけられた何かに対する抵抗の言葉ともなることもある。文脈によってニュアンスが変わってくるんですよね。またはある人の同じ行動でも、見る側の視点によって違うようにとれるかもしれない。人生の、そういうわからなさ、一つに答えのでないところが好きです。 題名に"be born"とあるのは、第一期アニメ版設定でちょっと前に描いた(re)naissanceという作品を意識してたりしますです…はい。全然別物になっちゃったけど。 (2009/1/31) |